日本海の妖精ほたるいかのおつまみです。
北陸産のほたるいかを使用、軽くあぶるといっそう美味しくいただけます
隠し味には、能登の魚醤「いしり」を使用しています。
日本酒、特に熱燗のおつまみにピッタリです。
原材料名 内容量 賞味期限 保存方法 |
ほたるいか(北陸沖産)、いしり(いか、食塩) 24g 120日 直射日光や高温多湿な場所は避け、常温で保存してください。 |
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お客さまの声
ほたるいか干しを食~べよっ! とお茶を用意し、かるくあぶって一口。その瞬間、頭の中は「ん!これは日本酒でなければ!」となってしまい、家でお酒飲みたいなんてほぼ思う事がないのに絶対そうしなければ!という気分になってしまったのでした。
2004年 12月12日 静岡県沼津市 Mさまより
ほたるいかについて
ほたるいかは可憐(かれん)な生き物です。 胴体の長さが数センチ以下と小さいこと、 体型が優美な流線型であること、 体色が透き通った薄茶色であること、 そして何より青白く発光することが見る人を魅了してきました。
発光器で目立つのは、 強い光を放つ腕 (第4腕) の先の3つ、そして体の腹側一面にも弱く光る発光器が約千個散らばっています。
富山湾では、 古くからほたるいかが獲られてきました。 ここ数十年は、 年平均で約2,000トン、 ほとんど全て定置網漁業によって獲られます。
漁期は3~6月で、 これは、 ほたるいかが産卵のために岸近くに寄ってくる成熟した雌で、 産卵がほぼこの時期に集中するからなんです。ほたるいかの生態に悪影響があるのではと思われるかも知れませんが、 心配はご無用です。 産卵のために接岸・浮上し、 すでに産卵を終えているものを中心に定置網で獲る「自然共生型漁業」が行われています。
ほたるいか漁
深夜3時頃、港から15分ほど船を走らせて仕掛けてある定置網を揚げていく作業は、結構な力仕事です。観光ほたるいか漁では、網を上げる際照明を消して、ほたるいかの発光を楽しみますが、実際の漁では「鮮度命」なので、いかに早く引き上げて新鮮なうちに港に持ち帰るかが勝負なのです。
ほたるいかいしり干しのできるまで
ほたるいか漁船は6時頃には港に帰ってきます。港の近くにある工場で待ち構えたようにすぐに釜茹でにします。
味付けは能登半島伝統の魚醤油「いしり」です。
「いしり」(いしるとも言います)とは石川県能登地方に古くから伝わる魚醤油です。
獲れたての新鮮ないかに約30%の塩を層状に重ねて6ヶ月~8ヶ月間かけて熟成され、独特の風味を醸し出します。秋田の「しょっつる」、伊豆の「くさや」と並び、日本を代表する魚醤の一つとされており、能登半島で昔から伝わる製法そのままに、保存料、着色料等の添加物は一切使用しない自然調味料です。
茹で上げ、「いしり」で味付けしたほたるいかは、一尾一尾丁寧に手作業で網に乗せられます。
ほたるいかは大変小さく、デリケートなので、機械化は無理、でも手作業にすることで異物や破損を発見でき、高い品質の製品が出来上がるのです。
その後、乾燥機で約2日掛けてようやく「ほたるいか素干し」が出来上がります。
海の妖精ほたるいか、 青白く光る姿は神秘的です。 |
深夜3時頃、仕掛けてある 定置網を引きあげます。 |
朝6時には港に戻り、すぐに 釜茹でにします。 |
「いしり」で漬けたほたるいかを 一尾一尾丁寧に網に乗せます。 |
網一枚に約150尾、根気の要る 作業です。 |
乾燥機に入れ約2日間、時間を 掛けて干しあげ、ようやく完成です。 |