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折りしも、台風4号が猛威を振るっていた7月の日曜、金沢は「チョット風が強く」蒸し暑い一日となりました。 金沢市の中心部にある名勝「兼六園」その南西にあるレンガ造りの「金澤神社」「成巽閣(せいそんかく)」「石川護国神社」「石川県立歴史博物館」などを散策してきました。
2007年7月15日撮影
金澤神社のいわれ 加賀百万石第11代藩主治脩公が寛政6年(1794年)に藩の学校明倫堂、経武館の鎮守として、菅公(菅原道真公)の御舎利を祀る天満宮を創建されたのが始まりです。 御祭神は菅公の他、白蛇竜神、白阿紫稲荷大明神、琴平大神、前田斉広公(12代藩主)、斉泰公(13代藩主)。 社内の金城霊沢(きんじょうれいたく)は、その昔、芋堀藤五郎という者がこの泉で砂金を洗い「金洗沢」と呼ばれいました。これが金沢の地名の起こりです。 成巽閣のいわれ 文久3年(1863年)、前田家奥方のため兼六園に建てられた御殿、当時は「巽御殿」と呼ばれていました。金沢城から見て巽の方角(東南)にある事、京都の鷹司家が辰巳殿と呼ばれていた事にちなんでこうした名前が付けられたのでした。 石川護国神社のいわれ 草創は明治元年(1868年)、越後奥羽の乱で戦死した加賀藩兵103名の霊魂を祀るため、14代藩主慶寧公の命を受け建立。 後に西南の役の戦死者や日清、日露戦争、大東亜戦争までの神霊を合祀しています。 石川県立歴史博物館について 趣のあるレンガ造りの建物はもともと明治、大正時代に建てられた陸軍の倉庫でした。 戦後は美術大学(現在の金沢美術工芸大学)の校舎にも使用。 現在は石川県の歴史と文化を体験できる楽しい博物館として市民に親しまれています。